『聲の形(こえのかたち)』だからロンリロンリー。(第27話感想)
『聲の形(こえのかたち)』管理人の感想
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ダメだったって・・・前回、硝子と植野が一緒に観覧車に乗り、帰ってきたら二人の間には微妙な距離、そして硝子の頬が赤くなってた。・・・前回でも思ったんですけど、植野って、そんなに悪い奴じゃない気がするんですよ。なので、硝子の頬が赤いのは、”いい意味”で喧嘩があったんじゃないかって思うんです。そう思いたい。
・・・硝子に何かしただろと怒る将也に対して、「に 西宮さんに聞ーてみればいーじゃん?」と答える植野。「に 西宮さん」と戸惑うあたり、あーもしかして気まずくなることやっちゃったかな・・・将也も何かあったと思ったのか、さらに追及すると・・・
うわっ・・・あー、あーこれは気まずい。これは気まずいわぁ・・・
ソフトクリームを将也にぶつけた植野は、そのまま帰ってしまい、そしてみんな解散する流れに・・・あーあ、やっちゃった・・・
途中までは楽しめてたのに、どうしてこうなるかなぁ・・・うーん、うーん。・・・正直、自分が将也の立場だったら、たぶん空気を悪くしないために思ったことは言わず我慢して、終わったあとに直接植野に聞いたかな。・・・そもそも、我慢できないとため込んでイライライライラしちゃう人間だし、イライライライラしちゃうから結構一人で行動することが多いんですよね。だからロンリロンリー。そして孤独感じてアセルヒトリノ夜。
・・・ただ、「ドンマイ」と言ってくれる真柴や、「しっかりしてよね」と言ってくれる川井、震えながら「あの女には気を付けろよ」と忠告する永束、「はい」と声かけてくれる佐原はすごくいい奴らだなって思った。まだ友達とは思えないかもしれないけど、この子たちとは末永く付き合っていってほしい。
・・・みんなと遊園地で遊んでからしばらくたったある日、結弦が将也の家に突然やってきて・・・
硝子と植野がいた観覧車の中の映像を一緒に見ることに。・・・あれ?何で映像あるの?念写?
あーそうか、そうだったか、硝子は一眼レフを持っていたわけね。この一眼レフの録画機能が働いたわけね。・・・ということは、結弦はカメラを録画モードにして一眼レフを硝子に渡したってことになるのか・・・結弦、恐ろしい子!
・・・って、これから硝子と植野が観覧車で何をしたのかが判明するのか・・・見たいような、見たくないような・・・いやぶっちゃけ全然見たくないんですが。厄介事に首を突っ込まないのが自分のスタイル。本当ならスルーしたいところだけど・・・もう深く関わっちゃってるからね将也は。仕方ない、自分もちょー怖いけど見ましょう。
動画見始めていきなり「嫌い」はキツイって・・・いやでも、覚悟はしていた。植野って本音でぶつかるだろうなぁとは思ってたので、まだ想定内。
・・・そこから植野がひたすらしゃべるしゃべる。小学生のころは硝子について理解が足りなかったとか・・・
そのおっぱい、これからの成長に期待!じゃなくて・・・硝子は硝子で私(植野)のことを理解しなかった、その結果攻撃した・・・と。
互いに理解しなかったし、互いに傷ついた。つまりおあいこ。だから、植野は一方的に謝るのはフェアじゃない・・・でも謝ってほしいわけじゃなくて、昔は昔、今は今と思って、嫌い同士でも平和でいられると思う、だから握手しましょう。
・・・どうしよう、植野の意見がすごく正論、というか、大人の意見に感じる。「嫌い同士でも平和でいられると思うの」と平然と言っちゃう植野は恐ろしいって思ったけど、でも言ってることは間違ってないんじゃ・・・
握手を求める植野に対して、硝子の反応は・・・
わたちは・・・わたちが きあいでつ・・・・・・
バチッ!
あー・・・そういう流れで、硝子の頬が赤くなったのか・・・硝子は自分自身が嫌いって言ったから、自分が悪い自分が悪いといって思考停止してしまってるから、腹立って叩いちゃったのか・・・あー・・・
・・・・・・・・・・・・なんかいろいろ思い出しそうで気分が悪くなってきた。こういうときはプラス思考プラス思考!そうだ植野の成長しかけのアレをもう一度見て元気になろう!・・・
・・・ダメだ、全然元気になれない・・・硝子のことを思うと、暗くなってしまう・・・決して、植野が貧乳だらかとかじゃないですよ。
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聲の形(3) (講談社コミックス) 大今 良時 講談社 2014-03-17 |
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しかし、石田と同じ事言ってるよね
「俺は俺が嫌いだ」と西宮に再開した時に言ってたし
植野が嫌いなものが一緒だった所がシンパシーを感じるって言ってたから植野も自分が嫌いなのか・・・・
植野「私はあなたが嫌い」
西宮「わたちはわたちがきあいでつ」
2人とも自分が嫌いなのではなく、「西宮」が嫌い。
植野の言ってることは合理的ではあるけど、いじめっこが自分を正当化する言い分に過ぎないな。
その辺も含めて本音で話そうとしたのかもしれないが。
障害持ってる人に関係する色々と強制的な空気に対するモヤッとした気持ち形にしてきたなーって思った。
一巻みるとめっちゃ苦労してたの分かるし
でもそれって実は「お前は可哀相な人間だ」って宣告してるのと同じことだよね
西宮は他者に同情されることで自分が嫌いになり、他人に怒れない人間になってしまった
でもそのままでいいわきゃなくて、西宮には自分を肯定する自己改革が必要だ
そして植野の態度からは「わたしはあんたなんかに同情しない」って意志を感じるよ
それは裏を返せば、西宮をこれ以上なく対等な人間として扱ってるってことだ
かつての石田と同じにね
植野は乱暴だけど、西宮と対峙するにあたってもっとも大事なものを持ってる
この2人の関係はここから好転すると思うよ、絶対にそうなる
過去に自分が何やったかは水に流せってか
どうしようもないクズだなこいつは
これは互いに仲良くなれないのは、分かったから
無理に友達になろうとするのは、やめよう。距離感を守ろうって
ことだと思う。ぶつかり合うことなければ、平和と言える。
しかもそれが当然みたいな雰囲気
これってフェアじゃないよね?
だから植野のきもちも分かります
少なくとも石田よりは軽い
じゃなきゃうきぃなんて言えない
障碍者の人生を十数年過ごしている西宮の『自分が嫌い』をファッションとか言っちゃうの?
どんだけ過酷な人生を送ってんだよお前。
・・・じゃなくてw
正義ともう一方の正義(そしてお互い理解が足りなかった)・・・が植野の感覚
正義と悪(そして自分が悪)・・・が西宮の感覚
こういうことでしょ?
西宮さんはちょっとこれいただけないよね
相手の都合だけ押し付けられる西宮
異物として扱われる植野
まさにインガオーホー
なるほどそういうのもあるのか
西宮に「大人を使って反撃した」とか言ってるけど、じゃあどうしろと。
いじめを受けた人はただ泣き寝入りをしろと?
もうコイツはお腹一杯。西宮ちゃんに癒させて下さい。
個人的には植野は少なくとも正しいことはしてない気がします 単なる西宮への嫉妬で殴ったようにしか見えないからです
石田は、西宮と植野をお互いを別の意味で救ってあげなきゃいけないですね
ここのコメント欄はほんとにおもしろい
なんつーかショウガイシャとの付き合い方ってスゴく難しくて果たして理解できてるのかとかさ
おれも小学校にショウガイシャ転校してきたけど誰ものけ者にしなかったな
その子は知的障害だったけど
みんな対等に扱ってた
あるいは同情故に対等だったかもしれないが
耳が聴こえないってのは
コミュニケーションが取れないってことだからまた知的障害とは違うんだろうけどさ
やっぱり難しい問題
圧迫面接みたいな状況で自分の望む西宮の本音を押し付けて
それは違うといわれたら暴力
西宮は思考停止したのでなく植野の本音に自分も本音で答えようとしただけだよ
けど上野が望んでたのは一人の人間としての西宮の本音でなく
「自分の意図に沿う西宮の本音」だった
このセリフなにげにすげーと思うんだが…
硝子「わたちは・・・わたちが きあいでつ・・・・・・」
硝子は自分のことが嫌い
植野は硝子と嫌いなものが一緒だった=植野は自分のことが嫌い
前回の話、植野は将也と自分が似たものだと話す。
将也は自分自身が嫌い。
贖罪から内向的な将也くん。
障害で内向的な硝子ちゃん。
あくまで本音をさらけ出す外向的な植野さん。
しばらくは植野が話を引っ張るんだろうな、しかーし、この立ち位置のキャラがハッピーエンドになることはあまりないね…
壊れそうな夜にさえ
ロンリロンリー君だけは
オリジナルラブを貫いて
ロンリロンリー逢いたくて
凍えそうな毎日に
言葉にできないことは
無理にしないことにした
あの人だけ心の性感帯
忘れたいね
Love me love me ツヨクヨワイ心
Kiss me kiss me アセルヒトリノ夜
何故ポルノ?
歌詩的な意味での発想ならスゴいなぁ。
そんなの急に思い付かないわ。
こういうヒステリックな女の扱いは実に難しい。もし自分がその場にいたらこう言う。「知った事か」と。
植野視点で見ると西宮うぜー
しっかし少年誌でここまで核心に迫るかね、作者すごい勇気だ
いきなり猫耳つけて現れるし、追いかけてラブレター渡すし、永束に路上でブチ切れるし、気に入らない奴いたら悪口言うし、泣くし、自分の思ったことをド直球で相手に言うし、相手に腹が立ったら手を出すしetc
一見ガキで嫌な奴だけど、何にも考えてないわけじゃないんだよな
誰も言えないような正論も言ってるしね
もっとやり方があるだろと思うけど
・植野が口にした西宮への不公平感を「屁理屈」と一蹴した音楽の先生
・そしてイジメ問題に発展して出てきた校長
大人は弱者(障がい者)ほど守ろうとするわけで
その結果、子供たちの中での弱者と強者の立場は逆転してしまう
そうすると元強者だった子供たちはそれに対する不満をイジメなんかに転換しちゃう
なぜなら今の植野みたいな大人の意見(嫌い同士でも平和でいられる)を持てるほど成熟してないから
優等生設定の植野でもきつかったんだから
石田を見捨てた事実を責任転嫁する姿勢がむかつくけど
でもやっぱり西宮とは相容れないよね、たとえ石田の取り合いがなくても
でも水と油ってんじゃなくて、2人がフュージョンすれば理想形になれるみたいな、多分そんな関係
西宮(コクコク)
植野&西宮「「フュージョン!ハッ!!!」」
今週のでクズだと確信した。
これまで辛い思いをしてきたのは圧倒的に西宮だろうに
なぜあそこまで被害者ヅラができるのか
作者はこれからの植野の精神的な成長を描くつもりなのかな?だとしたら期待
植野はクズだけど嫌いじゃないし
耳が聞こえない程度でなんだ、辛い現実と闘ってんのはお前だけじゃねえ
あくまで予想でしかないが植野の考えが妙に納得。
その願望に西宮を巻き込んで、納得がいかないと人にあたる
「嫌いな者同士平和でいられる」とか言ってるけど、植野が消えてくれるのが一番の平和だよ
石田や石田の周りの人にとって必要な存在じゃないんだからさ
前回の流れ見れば分かるけど、西宮ちゃんを巻き込んだのは石田
硝子はむしろ「自分が居た事で、周囲に迷惑かけた」ことを判ってるからこその「自分が嫌い」でしょ。
その事は「佐原さんに会って謝りたい」と言った時の流れからも、弓弦が姉が常に笑ってる理由をかつて推察した事からも想像できる。
将也と同じ思考(自分が悪いから、償いをしなきゃいけない)に陥ってるわけだけれど
そこで二人共々の成長が描かれるのかもしれないし、片方だけが考えを変えるパターンもあるかもしれない。
植野は毎度空回りしてる(行動するほど将也の意識は硝子に強く惹きつけられ向かっていく。小学時代とは違う今の将也について理解できてないから)けれど
将也・硝子双方にとって大きな転機・後ろ向きな思考傾向を変える機会を(植野当人は意図してないだろうが)ぶつけてきたと思う
だけど植野は間違えてるし 補聴器とかを勝手に奪ってる時点で最低
植野の行動によって将也は自分の行動を客観視できるし、人間関係が急激に動き出したし、西宮の心情もわかったし
言ってることはクズの理屈だけど
ただそれを加害者側が言っちゃうと途端に言い訳じみたものに聞こえちゃうだけで
だから普通の人は思ってても口にしない、でもそれを言えちゃうのが植野
とりあえず言わないとなにも進展しないからな
まぁこれは川井みたいなキャラには絶対やらせられない役回りだ
西宮がいじめられたのは障害じゃなくねKYさなんだよ
可能性の話なのでうまく行ったかもしれないとも行かなかったかもしれないとも言える
佐原が負担を負い続けるのでなく佐原の存在がクラスと西宮のパイプとして機能しクラス西宮間の関係は潤滑に行ったかもしれない
※47
西宮の自分嫌いは思考停止ではないと思う
西宮が障害者として生きるうえで必然の自己嫌悪
そういう感情があるから、手話を勉強してまで自分のことを理解して友達になりたいと言った将也を好きになったんかな
でも、将也は罪滅ぼしのために硝子と一緒にいるわけだから、ちょっと気持ちがズレてる
将也がこれから硝子と一緒にいること自体が幸せと感じられるようになれれば硝子の「自分が嫌い」って感情も救われるんじゃないかね
読んでてもの凄い違和感と気持ち悪さを感じた
加害者ではない別の新キャラが言えば成立したんだろうけど
新キャラじゃいじめに関係ないし、他のキャラだとしても佐原ぐらいかね?
でも、佐原が言うのもなんか違うような…
結局ああいう汚れ役は植野が適任ってことじゃないの?
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