『刃牙道（バキどう）』第79話感想ッッ　刺激するからこうなっちまったんじゃないのか！？（ネタバレあり）

勇次郎が怒狂（おこ）ってる…そりゃそうだ、今まで相手を倒す、破壊する、総理大臣官邸に殴りこみをする、瓦を粉々にする、ロブ・ロビンソンの足の骨折る、座ってたソファーの手を置く部分を笑いながら剥ぎ取る…そんな攻撃的行為ばかりをし続けてきた男。命令することは幾度とあった。だけど守護られたことは今までなかったはずだ。そんな勇次郎、もうキレるしかねェって！

いやぁ…よく自分の意思を貫き通したな本部。煙幕で逃げたとはいえ、勇次郎にハッキリと守護るって言いよったわい。ホント、本部がどんどん大きな存在に見えてきた。自分の中で格付けしていた本部の位置が、グングンと上がっていくぜ！もう自分の中で本部はジャック・ハンマ並みの実力だと思ってるぜェ！実力はもちろん、度胸という点でも…

あっ…そうか、そうだよな…。人類最強の男・範馬勇次郎相手を守護るって言ったんだもん、殺される覚悟がなきゃ、言えないよな。範馬勇次郎の実力については、本部はバキ登場のキャラクターの中でも、バキの次くらいに知っていると言ってもいい。自分よりも圧倒的な男に圧倒され殺されてしまうかもしれないという覚悟の上で言い放った本部は、よくがんばった…。

しかし本部よ…口で言うのはまだ簡単だ。実際に範馬勇次郎を守護らなければ、意味がないぞ！有限実行、ここから本部の真価が問われる…果たして本当に本部は範馬勇次郎を守護れるのか！？

早いな本部。もう誰も犠牲にさせない、守護るために宮本武蔵にコンタクトを取ったか…。ここから本部は何をするのだろうか？宮本武蔵を倒す？拘束する？戦わないよう懇願する？…本部が何をするかは分からないけど、今の本部だったら宮本武蔵を抑えてくれるはずだ。

範馬勇次郎来ちゃってるやないか！守護るって言ってたのに勇次郎来ちゃったよ！…何やってんの本部！

これ…完全に勇次郎を刺激した本部のせいなんじゃないの！？勇次郎といえば、自分の印象なんだけど、昔と比べるとすぐつまみ食いしなくなった気がする。ピクルと戦おうとせず静観してたし。我慢のできる男になったと思ってた。だけどこれ…本部が刺激しちゃったから我慢できなくなっちゃったんじゃないの！？…

ああ…障子1枚隔ててはいるけども、防弾ガラスですら突き進む勇次郎相手に、障子さんじゃあ力不足ですよ…。

「刃牙道」第8巻は10月8日発売！

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刃牙シリーズ第四章、ついに開幕!!　地上最強の生物である父・範馬勇次郎との史上最大の親子喧嘩を終え、範馬刃牙は今…!?　一方、強き者に焦がれる徳川翁は“神に背く”空前の大実験を執り行う!!　今、強さの歴史がかわるッッ!!