漫画『Dreams』最新話の展開がかなり衝撃的だったけど自分は「らしい」と思った話(ネタバレあり)
マガジンSPECIALにて連載中の野球漫画「Dreams」が話題になっていたので、隠れファンな自分がちょっとだけ最新話の感想レビューをします。以下、ネタバレあり。
一体「Dreams」に何が起きたのか…
みなさんは、マガジンの長期連載野球漫画「Dreams」を知っていますか?マガジンで野球といえば「ダイヤのA」を思い浮かべる人が多いと思います。…が、自分の中でマガジンの野球漫画=Dreams、マガジンのスポーツ漫画=Dreams、もっというなら、すべてのスポーツ漫画の原点=Dreamsといってもいいです。それくらい影響を受けています。
Dreamsを簡単に説明するなら…高校生が甲子園を目指すというストーリー。この作者の作品はいくつかあるんですけど、基本これです。でも基本がしっかりしているからこそストーリーの流れは分かりやすく読みやすいと思います。超理論多いけどね!
自分の始まりはどこだったか…まだボンボンから抜け出せていなかった時代、知り合いが読んでた「金田一少年の事件簿」で確かあの犬の回だったかな…あれがすごい面白いって言われて読んだんですけど、そのときに乗っていたのが、確か駒場商業だったか…。バクボールという魔球を久里が使っているのを見て、「野球ってなんてすごいんだ…」って思いました。あのころはまだ漫画と現実の区別がそんなについていなかったんで、ホントに投げれるもんだと思ってましたね。もしかしたら西部の潮崎とかデニーあたり投げてるんじゃないかって本気で思ってました。…ちなみに自分は150キロのナックルボールまで、実際投げれるもんだと本気で思ってましたよ。
Dreamsの面白いところは…久里の概念を覆す野球スタイルだと思います。おそらく常陽学院…地方大会決勝戦までは、相手は「高校球児としてトップクラス」だったわけで、久里の野球に最後までついていけませんでした。大道の本気ストレートを導き出して野球楽しむシーンよかったなぁ…!ただあの怪我したら打てるやつ、ぐぬぬしててかわいかったなぁ…!…でも、甲子園に入るとバケモノが現れてきます。普通じゃありえない奴等が出てきます。神戸翼成の生田まではまだリアリティありました。指鍛えれば150キロのナックル投げれるだろうって思ってました。でも、久里の実の父親が監督やってるラスボスのオーラ満載だった私徳館が3回戦に現れ、まさかの女性投手が現れ衝撃を与えた4回戦、そして今は麗峰大九龍との戦い…この辺から、久里ですら圧倒されるような、野球の概念崩す奴らがわんさか出てきたんですよ。久里の一方的な勝利というのはなくなって、どっちが勝ってもおかしくないことが増えたのです…。
…そんなDreamなんですけど、現在連載中のマガジンSpecialが廃刊になるので心配しつつ、さすがに甲子園決勝までは描くために移籍するか、綺麗に終わるだろうと思ってたのですよ。そしたらなんか、Togetterで「雑誌の休刊が決定して野球漫画『Dreams』がとんでもない事になっている」と話題になっていたので、そりゃ読むしかねェって思って読んだわけですよ。
読み終えた感想は…「いや、これぞ久里でしょ!」
猫かぶりだった最初のころの久里から見ていると、普通に内容を受け入れてしまった。こういう展開十分ありうると思います。なんなら、これを求めていた自分もいる。そもそも久里は、昔飲酒して坊主になった経緯もあるし、問題児だということは分かってたしね。ただ久里は野球を心底愛してる男なので、デッドボールで退場になるのは…いやでもこれ、久里がブチギレたらもうしゃーないです。麗峰大九龍の西村の作戦が見事成功したのかもしれない。久里つぶし大成功したってことですよね。
まあ正直決勝まで描かれると思っていたので、これで久里退場になって最終回へと突き進みそうなのは驚いてますけど、まあ久里ならやりかねん…と思います。話の流れは衝撃だけど、久里という男がやったと思えば、納得もしてしまいます。実際工藤監督とかも、「やっちまったか…」と諦めムードありましたしね。
ただそれはそれとして、生田悲惨すぎだろォ!Dreams一好きなキャラクターといってもいい生田が、交通事故するとかどうなってんだよオイ…久里に引っ張られて生田も被害受けてるやないか!こ、これはアカン…新技開発のため。バイクのタイヤで指鍛えてたあの努力家がこんなところで事故るなんて…ちくしょうこの気持ちどうしたらいいんだ!…そうだ!「風光る」があるではないか!
「Dreams」が異次元野球、超次元野球、勝つためなら宣言したことを実現するためなら何でもやる野球だとしたら、「風光る」は全力で楽しみながら取り組む少年たちを見つめ彼らの成長に一緒になって喜ぶ野球です。こちらは心が現れます…!まあ主人公のバケモノっぷりは同じですが。
中学3年の久里武志(くりたけし)は、野球の才能があるものの、乱暴な性格ゆえ、数々の高校野球セレクションに落ちてしまう。最後のチャンスと受けに行った夢の島高校でも、もめ事を起こしてしまったが、監督・工藤(くどう)だけは、彼の才能を認め入学を許可する!夢の島高校で、久里はどんな高校野球生活を送るのか!?
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もう作者ヤケクソになったんだろうなw
あっ!その高校生って武術やってたり、謎の流派とかですか?
高校野球部員と書かずに「高校生」とだけ書いてるってことは、野球部員は出てこないって事ですよね?、
播磨灘風であるのならば近い将来に続編スタートかな
20年70巻も続いてきた漫画がこんな超展開になってしまうとは驚き
話をメチャクチャにしてしまうくらいなら、第一部完とか未完にした方が良かったのでは
残りあと数話でどうなるんだろうなあ…
つまんないアニメ見て、これこれ、これだよ! って無理矢理大喜びみたいな
まあ此処の人間の事なんだが
読んでもいないのに祭りに乗って騒ぎたいだけのお前よりマシじゃね?
まぁ打ち切りじゃ無かったら最終回同点二死満塁で久里に廻ってきて勝負せざるを得ないって展開に持ち込みたかったんだろうけど
九龍が決勝で晒し物にされて監督と和解するトコ込みで良かったわ
批判してる連中はどうせ未完にしても批判してただろうよ
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