『神さまの言うとおり』最終回までの盛り上がりが好きすぎるので
週刊少年マガジンで連載していた「神さまの言うとおり弐」が最終回、シリーズとして完結しました。最後にちょっとだけ感想レビューを書いてみます。
最後まで読んで「良かった…」と思うマガジン作品「神さまの言うとおり」
すごくよかった
こう書くと、すべてがいいっていう表現になっちゃうかもしれないんですけど、すごくよかったというのは最終選抜「神罰ババ抜き」からの流れだということ、あと担当・T屋さんについては一切除外しての話になります。
元々は第壱部「神さまの言うとおり」にハマったところから始まり、そして週刊少年マガジンへ移籍して第弐部がスタートしたのですが、この壱部が終了したときは「おいおいこんな終わり方で許すわけがねェ!」って本気でクレーマーになるところでしたが、ここで弐部がスタートしてくれてワクワクワクワク。…が、学校での戦いが終わって空中ケンパや地獄変…全然楽しめなかったです。何か、ハラハラ感を感じなかったんですよね。
まあでも言い訳するわけじゃあないんですけど、第弐部第1巻から単行本で一気に読むと、ここも十分面白いです。面白いんですが…いつ誰が死んでもおかしくないという状況がなくなってきたというか、殺伐さをあまり感じなかったんですよね。この戦いのキモはチーム戦ではなくて個と個のバトルだと思うので。
そんな中、残り13人になっての最終選抜「神罰ババ抜き」。ここからが最高に盛り上がったと思います。なんせ、誰が死ぬのか分からないんですから。特に第壱部主人公だった高畑瞬とそのライバル的存在だった天谷武に変態ヒロインの秋元いちかに、第弐部主人公の明石靖人に相棒的存在の丑三清志郎、そしてラスボス的存在だったかみまろ…そんなメインキャラたちが、一人ずつ死んでいくんですからね。誰が生き延びるか分からん状況だから興奮するしかないっしょ!
そういうわけで最後に生き延びたキャラ…まあ敢えて書きませんが、「神罰ババ抜き」からホントの最後のバトル「DICE」までの戦いは、ホントに白熱しました。そして最後の結末も、自分は全然予想ができなかったです。なんせ誰が生き残るかなんて予想してなかったので。
正直中だるみがあったことは否定できないです。途中で絵柄がなんか変わったような印象を受けて違和感感じました。…が、初めて読んだときの衝撃と最終回までの怒涛の展開については、大好きです。よくよく考えたら、最初のダルマからここまでやってきたんだよなぁ…。秋本クリストファー健人とかどこでいなくなったとかめちゃ探したのも、いい思い出です。
2016年12月28日の時点
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2016年12月28日の時点
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2016年12月28日の時点
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