『バキ道』第31話、こんなに体重差があるはずなのに…

『バキ道』第31話「トリケラトプス拳」

バキといえば、様々な動物の動きから学んだ拳法がある。いやあった。特に範馬刃牙時代では、等身大のカマキリと戦うためにカマキリの動きを真似て挑んだ。ゴキブリの超強力なダッシュを身に着けた。そして最大のライバルといってもいいかもしれないピクルとの戦いでは、かつてピクルと戦った恐竜を模した、オリジナル拳法を披露した。

バキ、マジで強ェ～～～～～～～…ってなったのも、気づけば10年以上前になるんかな…。

そんなバキ、力に圧倒的な自信を持つ野見宿禰に、真っ向からぶつかるつもりだ。バキの代名詞となっている、トリケラトプス拳で。ゴキブリダッシュじゃパワー負けするからトリケラトプスってことなのか…。

…ちなみにバキは、様々な巨漢を相手にパワーで挑み勝利してきた。オリバも真正面からの殴り合いで圧倒し、ピクルもまた明らかにパワーの違いがありながらも正面からの攻めで挑んで…あ、このときはピクルに技使わせたから負けたんだっけな。

トリケラトプスに挑む、若きお相撲さん

バキのトリケラトプス拳を見た野見宿禰…あまりにも完成度が高い象形拳（型）で、バキからトリケラトプスの姿が見えてしまった。バキは野見宿禰より小さい身体なのに、バキの周りを囲むトリケラトプスの姿がすごすぎて、圧倒されて…。

いやいや、トリケラトプスの幻想が見えたとしても、バキはバキ。体重差はかなり大きいはずだ。3倍だよ3倍！それなのに、バキから見えたトリケラトプスで、圧倒的に気持ちの面で負けてしまっている。

大丈夫なのか…？この試合、完全に格上がバキになりつつあるんだけども、まあ実際そうなのかもしれないけども…パワー対決でこう、汗大量に流しながらビビってて大丈夫なんか…？

おかしいな…バキとの初戦では割と余裕で勝つと思っていたのに、なんかもう負けそうな感じしてるんですけど、大丈夫なんです…？

バキ道　１ (少年チャンピオン・コミックス)

板垣恵介

バキ道　２ (少年チャンピオン・コミックス)

板垣恵介