ふたりぼっちのオタサーの姫:至極の鬼才・クール教信者先生が挑むヤンジャン週刊連載作品に癒やしを求めるべきか
ふたりぼっちのオタサーの姫
5年くらい前だったかなー…このマンガ家さんすげーって語ったのって…。ということで、クール教信者先生の新連載が、ヤングジャンプにてスタートしました。タイトルは「ふたりぼっちのオタサーの姫」。第1話はとなりのヤングジャンプで連載されているのでこちらのチェックを!
ということで、連載複数に持ちまくってるあのクール教信者先生がすげェと語りつつもマンガの感想レビューをさらっと書いてみたいと思います。ネタバレは注意してくださいね。
【推しの子】:鬼才漫画家タッグの新連載は鬼才すぎた件について : なんだかおもしろい
鬼才コラボがついにやっちまった…第一印象はこんな感じです。あの「かぐや様は告らせたい」でお馴染みの赤坂アカさんがストーリーを、そしてあのあのあのあのあのあのあのあの横槍メンゴさんが作画をする…というとんでもない新連載「【推しの子】」がスタートしたわけで
クール教信者先生のすごさについて
まず、自分はマンガ家さんたちの事情は分かってませんし、描くペースが早いことが一番すごいとは思いません。思いませんが…クール教信者先生はちょっと連載抱えすぎなんじゃないでしょうか…。
・小林さんちのメイドラゴン
・小森さんは断れない!
・チチチチ
・ぱらのいあけーじ
・平穏世代の韋駄天達
・ふたりぼっちのオタサーの姫 new
(漏れあったらすいません)作画担当だけで考えたら月刊なのか週刊なのか、雑誌掲載では何ページ掲載されているのか…と、いろんな要素があるとは思うのですが…それはそれとしてもこれだけ同時連載してるってとんでもないことです。
ただ、これ何がすごいかというと、4年前くらいにも同じような記事書いたことなんですよ(その記事たぶん消しちゃっててログ残ってないっぽい)。4年前というと、「旦那が何を言っているかわからない件」や「もののけ◇しぇありんぐ」、「おじょじょじょ」に「ホロビクラブ」とか連載していて、ぶっちゃけ数年この複数掲載作品抱えっていうのは変わってないのが、すごい。そして全然関係ないけど「おじょじょじょ」は某イラストレーターさんと熱く語った思い出があります。
さらに言うと、自分がクール教信者先生を知ったのは新都社「ピーチボーイリバーサイド」であり、そしてWEBマンガの旦那は思い入れがあります。「ピーチボーイリバーサイド」はリメイク版が講談社で連載中なので、懐かしく感じつつも楽しませていただいております。…余談ですけど、ONE先生やヤバ子先生など新都社スタートのマンガ家さんが今大活躍しているのを見ると、テンション上がりますね。プロレスでいうならプリンスディビットがフィン・ベイラーでアメリカで活躍しているのを見ているかのような…。
単純に、クセある絵柄に感じつつも親しみがあり、でもアッサリしてるような、ほのぼのしてるようで結構シリアスっぽい…と、いろんなマンガを同時に読ませていただいている、イチ読者としてこんなにも作品生み出して読ませていただいていて感謝でいっぱいなわけなんですが、そんなクール教信者先生がまさかの週刊連載に挑む…中国大陸の覇権争いに、火星でゴキブリ退治、人喰い、14股、自制心喪失暴走昴、エルフェンリートの系譜、なっ⋯ なんだあっ やりやがった!! マジかよあの野郎ッ やりやがったッ!!と混沌としたヤンジャンに突如現れた癒やし・うまるちゃんを思い出しますね。あのころのヤンジャンはいろいろとヤバかった…!
天然ダメっ娘オタサーコメディ
今日発売のヤングジャンプよりふたりぼっちのオタサーの姫始まります。よろしくお願いします。 pic.twitter.com/LimV7vAaMP
— クール教信者 (@coolkyou2) April 29, 2020
物語はオタサーの姫に関するもの。オタサーの姫というか、大学でサークルに入ること=負け組だと本気で思っていた当時の自分を殴ってやりたいのだけれど、今もしサークルに入って素敵な生活を送っていたらもしかしたら大きく変わっていたかもしれないな…なんていう話は置いといて、物語はザ・オタサーの姫感満載な大山武子と典型的なオタク…の2人しかいないサークルの話。
物語を説明しちゃうと、オタサーの姫になろうとがんばるもオタサーの姫って全然分かってないところから始まり、そしてオタクっぽいサークルに入るも1人しかいなくて、ぶっちゃけそこまでオタサーの姫のような扱いをされてるわけではなく、気づけば2年生…まだサークルは2人だけ。
ふたりぼっちのオタサーの姫 1話
1年もサークル入って、オタサーの姫として未だ修行の身だと思ってるあたり、なんかもういろいろとおかしい気がするんですが…。まあそれはそれとして、オタサーの姫として日夜努力してる…という話。
ショートコメディ枠なので、ぶっちゃけそこまで物語を考えるのではなく、感じろタイプなマンガ。つまりうまるちゃん枠のような毎週木曜日の癒やしを求める一種の清涼剤感覚で読めるマンガなわけですよ。
…とはいえ、クール教信者先生といえば突然のシリアス展開が魅力のひとつでもある以上、いくらのほほんオタサーの姫だとしても何が起こるか分からない。注意深く作品を追い続ける必要があります。まだ、純粋に癒やし作品として見続けていいものなのか、判断は難しい…。
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