ガガガ文庫「夏へのトンネル、さよならの出口」2022年夏に劇場アニメ化
ガガガ文庫のライトノベル「夏へのトンネル、さよならの出口」が、2022年夏に劇場アニメーション公開されることが発表されました。
「夏へのトンネル、さよならの出口」は、2019年に第13回小学館ライトノベル大賞でガガガ賞と審査員特別賞のW受賞となった、ジュブナイルSF。“中に入ると歳を取る代わりに欲しいものが手に入る”「ウラシマトンネル」という都市伝説にまつわる作品。
アニメ監督は「アクダマドライブ」「デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION絆」を手掛けた田口智久さん、アニメーション制作は「映画大好きポンポさん」を手掛けたCLAPが担当します。
原作者の八目迷さんは「『夏へのトンネル、さよならの出口』は、過ぎていく時の流れに焦燥感を覚えながら、一心不乱にキーを叩いて生まれた物語です。当時の胸を焼かれるような思いが、こうして一本の映画を作り上げることになるとは、夢にも思っていませんでした。田口監督をはじめ、スタッフの皆様が情熱をもって制作に臨んでくれています。いち観客としても、映画の完成が楽しみでなりません」とコメントをされています。
あらすじ
時空を超えるトンネルに挑む少年と少女の夏。
海に面する田舎町・香崎。
夏の日のある朝、高二の塔野カオルは、『ウラシマトンネル』という都市伝説を耳にした。
それは、中に入れば歳を取る代わりに欲しいものがなんでも手に入るというお伽噺のようなトンネルだった。その日の夜、カオルは偶然にも『ウラシマトンネル』らしきトンネルを発見する。
最愛の妹・カレンを五年前に事故で亡くした彼は、トンネルを前に、あることを思いつく。
――『ウラシマトンネル』に入れば、カレンを取り戻せるかもしれない。
放課後に一人でトンネルの検証を開始したカオルだったが、そんな彼の後をこっそりとつける人物がいた。転校生の花城あんず。クラスでは浮いた存在になっている彼女は、カオルに興味を持つ。二人は互いの欲しいものを手に入れるために協力関係を結ぶのだが……。
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