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      「FUJIFILM X-T2」カメラレビュー イベント取材で9000枚撮影して感じたメリットとデメリット たぶんこれ、いいカメラ

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      こんにちは、「なんだかおもしろい」運営から執筆、取材、サイト構築その他もろもろを担当している(つまり全部一人でやってる)だい(@nandakaomo)です。ここまで一人で運営して6年目、そして2016年ももうすぐ終わりそうです。早いですね…。

      漫画やアニメ、最近では「Fate/Grand Order」の攻略やネタを提供していますが、一方で「取材」についてもガンガン行っています。正確には調べていないのですが、2016年は120以上のイベントを取材しました。2~3日間開催されるイベントもあるので、実質動いた日数はもうちょっと多いですね。この辺は誰にも負けたくないって思いもあるんですけど、実際どうなんでしょうか…。

      …で、この記事では1年ぶりくらいに取材時に使うカメラ装備を紹介します。もっと具体的に言うと、2016年9月に発売された富士フイルムX-T2に特化して、購入して約2ヶ月で9000枚以上撮影して思ったメリットやデメリットなどを紹介していきます。カメラに興味のない人にはホント申し訳ないと思いますが、ちょくちょく海外ネタとかも含めてますので、最後まで読んでもらえると書いた甲斐があったと思いますので、よろしくお願いします。

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      X-T2を購入した理由は

      9000枚撮影して分かったメリットでデメリット

      大型高精細EVF、操作性を追求したダイヤル類、高速AF、豊富な高性能交換レンズ群。最新のセンサー&エンジンが実現する、想像を超える高画質。そして、フジフイルムの色が宿るフィルムシミュレーションとあたかも写真が動き出したかのような高品質な4K動画。小型軽量タフネスボディのFUJIFILM X-T2、これがフラッグシップの実力。あらゆる撮影に、“CREATIVE PERFECTION” X を。

      ぶっちゃけTwitterで買う流れになってしまったので…。というのも、ニコンD610とオリンパスE-M1の2つのメーカーのカメラを両方持って撮影していて、新たなカメラメーカーを買う理由ははっきり言うとなかったです。どちらも信頼性の高いカメラですしね。そんな自分が手を出してしまったのは、富士フイルムのことがずーっと気になっていたからなのかな…。

      実を言うと、E-M1mk2というカメラが12月末に発売れるんですけど、こちらを買う予定でした。でも、待てなかったんですね…。

      X-T2の使用方法 どのように2ヶ月で9000枚撮影した?

      X-T2レビュー

      人混みの多いイベントを中心に、毎週2回ほど歩き回って撮影しています。ここのサイトでの取材が一番のメインですが、最近ではここのサイトでも扱わない取材記事を他のメディアで発表することも多々あって、何だかんだで取材件数は多いほうだと思います。

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      そして取材件数の多さ以上に、カメラの壊し屋と呼ばれるほど、カメラの故障率で言うと全国トップクラスだと自負しています。過去には1年間でソニーのカメラ2つにレンズ3本を修理させたこともあります。先に書いちゃいますけど、X-T2もガッツリ修理しました。自分では壊す気なんて全くないんですけど、とにかく壊しますね…。そんな荒い使い方をしている自分のX-T2のレビューです。

      X-T2のメリットは?

      使用して2ヶ月ほどの時点で感じたX-T2のメリットを、ポイント別で書いてみます。

      <満足した色になる>
      「フジはJpeg撮って出しの画質がいい」「フジの色がいい」と言われていて、「そんなんRAWファイルで修正すればええやろ…」とか思ってたんですけど、これがすごくいいです。個人的には満足しています。ニュースサイトをやっていると、RAWファイルから現像するのと、Jpeg撮って出しを行うのとでは、かなり時間に差が出るので、Jpeg撮って出しがキレイで満足できるというのは非常に大きいです。

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      シンガポールの夜景

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      上海の夜景

      高感度も満足で、ISO6400くらいなら問題なく使います。夜景撮影が楽しくて仕方ない…!広角レンズを使って撮影するのですが、手持ちでもなんとかなっちゃう…。ISO12800でも、ギリ大丈夫か…。

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      ISO12800はこんな感じ

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      人物撮影も非常に楽しいです。主にコスプレ撮影が多いのですが、撮影してすぐに出しても個人的に満足できるレベルなので、ホント楽しいです。ただ設定をいろいろと変えて楽しんでいる部分もあるので、自分らしい写真が撮影できるようにならないと…。

      <3方向チルト式が超便利>
      手持ちのニコンカメラにはなくって、一番熱望していた3方向チルト式TFTカラー液晶モニターは、実際にイベントで使うとメチャクチャ便利です。両手で持ち上げての撮影が非常に楽です。

      <連写性能がたまらない>
      3方向チルト式モニタとの相性がいい、連写機能。性能を引き上げたブーストモードを使うと1秒間に最大で約11コマまで撮影できるので、両手持ちしてパパパパパパパって撮影するのがメチャクチャ楽です。ただこれのせいで撮影枚数が増えてしまいますが。

      <スマホへの転送が楽>
      これ、実を言うとちょっと前までデメリットだったんですけど、一度修理に出してから格段に早くなりました。ニコンはそもそもスマホへの転送機能がないので、メインのカメラとして転送できるのは非常にありがたいです。

      <操作が簡単>
      ニコン、オリンパスと比べると、個人的には一番操作が簡単な印象があります。まあでも、言うほど差があるわけでもないですが…。

      これが辛い!X-T2のデメリット

      2ヶ月使って感じたX-T2のデメリットをまとめてみました。

      <壊れた>
      最初に書きましたが、かなり早い段階で壊れました。初期不良が原因かもしれないですが、こちらの撮影に耐えられなかったみたいです。壊れたのは本体とバッテリーグリップ両方で、電源ボタンが反応しない&電源を入れるたびに初期化される、バッテリーグリップに入れた電池を認識しない…ということで、3週間修理となりました。ブーストモードの使いすぎで故障かとも思ったんですけど、修理時に聞いたらその可能性はあんまりないと思うけどあるかもしれない…とも言われましたね。…でもまあ、X-T2で速攻壊れたのは自分くらいしか聞かないので、初期不良な気もします。

      <電池消耗が激しすぎる>
      撮影していたら、ブーストモードだと300枚ほどでバッテリーがなくなります。通常もそれほど持たない気が…なので、今は予備のバッテリーを4つ常時持参しています。

      <手首が痛い>
      これ、自分の持ち方の問題なのかもしれませんが、X-T2を片手持ちしたとき、手首が痛すぎて持てません。指4本でカメラを支えられないのが原因か…バッテリーグリップをつけると、かなり持ちやすくなります。

      <重い>
      そもそもバッテリーグリップを使わない前提でいたんですけど、使うとフルサイズのカメラとそんなに変わらないような…。しかしレンズがそこそこ軽いので、3本までなら問題なく持ち運びできます。

      ちなみに重さというのは、撮影しているときの体感だけではなくて、飛行機にも大きく影響してきます。カメラを受託手荷物として預けるのが怖くて毎回機内持ち込みをしているのですが、そのときの重さによっては機内持ち込みオーバーになる可能性があるので、出来る限り軽くしたい…。

      X-T2はイベント撮影に向いているカメラ!…だと思います

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      Jpeg撮って出しがキレイであることと、撮影のしやすさ、スマホへの転送が楽など、イベント取材している人間としては、非常に使いやすいカメラだと思います。ただし故障トラブルがあったこともあって、その辺がちょっと心配です。長く使い続けられればいいのですが…。ただ、フルサイズではないけども、とってもキレイに撮影できるので、ちょっとフジのカメラに興味のある人は、調べてみると面白いかもしれないです。

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