『刃牙道』第166話ッ　その勝負で勝てると思うなよォ！パァァン！（ネタバレあり）

『刃牙道』第166話ッ「純粋力比べ」

花山が斬られた…え？もしかして花山、死んだ…えっ…い、いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやそんなことないだろあの花山が簡単にいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやどう考えたってこれセーフセーフあの花山が死ぬとかそんなこといやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや花山ファン多いんだからこんなところで死ぬなんてことあるはずがないやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや違うだろこれェ！

現場を目撃した一般人の語りが始まりました。ホッ…つまりこれ、花山は死んでないです。少なくともここから花山の反撃が始まるはずです。かつてスペックと戦ったときもそうだった。

現場を目撃した沼館修一くんは、人切りを見るのは初めて。そのときの音について、大きな音ではなかったけども、水分が含まれている身体を斬ったらああいう音するんだなぁって。かつて芋虫っぽい生き物を斬ったことがある小学生時代なんですけど、そのときはプシュだったなぁ…人間も変わらない。

しかしこの音…骨までは達していねェ！もし骨まで達しているのならば、ゴリゴリゴリゴリ…またはスパッとかそういう音がするはず。水っぽい音しかしていないということは、まだ大丈夫なはずだ！そう！背中はダメージの蓄積はあるけども致命傷にはならなかったはず！お髭を足の指で引きちぎられた海王が言ってた！

よしよし…まだ花山は死んでいねェ！いやむしろまだまだ戦う気でいる！…が、この勝負どう考えたって宮本武蔵が有利だ。有利というか、ここから花山が勝つ未来が全く見えねェ。何か…何か起きてくれれば…え？

青竹の節を粉砕する握力が、500円硬貨を捻じ曲げ、重ねたトランプを指で引きちぎり、タイヤを引っ張ってちぎる握力に勝てるはずがねェ！どこぞのはめた指輪が切れ落ちる程度の握力とはワケが違う！この勝負…まだ分からんぞ！

というか、ここへ来て握力勝負の流れになったのは運がよかった！いやこれ握力勝負をしかけたな花山！あとはこのままふくらはぎあたりをぎゅっとしてパァァン！と握撃しちまえば、この勝負花山が勝てる…！

刃牙道　17 (少年チャンピオン・コミックス)
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