【超独断と超偏見】コミケコスプレ攻略&注意事項(中~上級編)
こんにちわ、「なんだかおもしろい」管理人・だいです。
もうすぐコミックマーケット94が開催されますね…ということで、別メディアで初心者向けコミケのコスプレ攻略&注意事項の記事を公開しました。…しましたが、これは初めて参加される方向けの内容。ここでは、もっと踏み込んだ、ぶっちゃけた内容など、カメコというか撮影する側の意見として書いてみます。ここの管理人の独断と偏見と偏見すぎる意見なので、あくまで参考に…いやもう参考にしなくても全然OKです。
撮影側の種類について
コミケで撮影する側には、撮影の目的別でいろいろ分類できます。大きくわけるとコスプレのみ撮影するタイプ、同人や企業優先で時間あれば撮影するタイプ、イベント全体を楽しむタイプ…。この記事では主にコスプレのみ撮影するタイプをベースに、ほかの2つについては「その他」というカテゴリーでまとめます。
さて、コスプレのみ撮影するタイプなのですが、さらに分類すると「全体的」「有名レイヤーのみ」「ネタ系のみ」になるかなと思います(ほかにも「となコスも行く」「コスホリも行く」「プレスカメコ」「外国人カメコ」ってありますが今回はあんまり触れないです)。
ここの管理人は「全体的」だけども「ネタ系」優先するタイプです。
コスプレエリアについて
コミックマーケット94のコスプレエリアMAPを見れば分かりますが、今回のコスプレエリアはエントランスプラザ、屋上展示場、庭園、東トラックヤード、そして防災公園があります。各種エリアの特徴をまとめてみます。
エントランスプラザ

ここの管理人が一番好きなエリアです。決して広くはないのですが、いろんな種類のコスプレイヤーがたくさん集結します。とにかくいろんなコスプレイヤーが見れるのがGOOD。またモニタ側は日陰で、ほんの少しだけども涼しくなります。ほんの少しですが。

いろんなコスプレイヤーが見れる一方で、コミケのコスプレエリアの中で最も混雑しやすい場所でもあります。会場出口のところなので、帰る途中にちょっと覗こうって方多いんでしょうか。
どんなに混雑していてもエントランスプラザから離れたくないのは、逆光で撮影するとちょうど逆三角形が背景になるので、「これぞコミケ!」っていう写真が出来上がるからだ! #C90 pic.twitter.com/gHoblYCLE8
— だい@なんだかおもしろい (@nandakaomo) 2016年8月13日
あと、個人的にはエントランスプラザ=ザ・コミケコスプレと思うくらい、コミケらしいスポットだと思ってます。逆三角形を入れて撮影できるコスプレイベントって、コミケだけなんじゃないかなぁ…。
屋上展示場

エントランスプラザと同じく、長くコスプレエリアとして使われている場所です。ここは有名レイヤーが集まる傾向にある(と思う)ので、本格的な装備のカメコ率が高くなる気がします。望遠レンズつけて来る人も多いですね。

エントランスプラザと比べると空いている、そこそこ広い、屋台があったり自販機が買いやすいなどメリットもある一方で、直射日光がきつい、囲み撮影になりやすい特徴があるかなと思います。それと庭園で問題になった盗撮犯は屋上展示場へ移動しつつあるような気がします(屋上でたまに見かけるようになってきました)。
庭園
苦手です。かなり避けます。ここ6年か7年くらいコミケのコスプレ見てますが、ホントに行かないエリアなので、語れるようなことはないです。ただ警備が増えて治安がよくなったという話と、最近また悪くなったという話を両方聞きます。
ちなみに庭園ではないのですが、庭園から歩いて建物側へ行ったところにも少しコスプレエリアとなっているのですが、ここはまったりとした環境で過ごしやすいかなと思います。
東トラックヤード
東1~3、4~6、8がコスプレエリアになっています。昔はここがすごく空いている場所として知られてたのですが、野外駐車場やふ頭公園など広かったコスプレエリアがなくなって以降増えたかなと思います。
東トラックヤードはちょっと行きづらいです。エントランスプラザ、屋上展示場、庭園は東京ビッグサイトの西側にあるので移動しやすいのですが…。後述する防災公園のほうが行きやすい気がしますね。
防災公園
有明防災フェア会場へおすすめの行き方は図の通りです。当日は混雑状況により安全のため交差点の通行を制限させていただく場合があります。スタッフ、警備員、看板等の誘導や指示に従ってください。 pic.twitter.com/bj1NrydteS
— 第5回有明防災フェア (@bosai_fair) 2018年7月23日
まだまだ歴史の浅い場所ですが、今最もコミケコスプレエリアでホットな場所となりつつあります。最初のころは「コミケ?」と思うほど人がいなかったのですが、今や同じ作品でコスプレ合わせするならここ、有名レイヤーの囲みを見るならここ、となりつつあります。


ここの管理人は去年の冬コミで初めて行きましたが、撮影環境としては最高でした。かなり人が多かったのですが、元々防災公園がバカでかいので、あと倍以上人が押し寄せても問題ない気がします。来年にもなれば、ここが一番コスプレ人口増えるんじゃないかと。

コミケ89まで使えた、野外駐車場はすごい良かったのですが…残念です。
コミケの日程とコスプレ
最終日だけコスプレエリアの時間が1時間ほど短い…という違いはあるのですが、ここではそういう話ではないです。日によってコスプレイヤーの種類の割合が変わってくるという話です。
まず特徴ですが…コミケ94では有名レイヤーの2日目参加率は低い傾向にあると思います。というのも、人気のレイヤーはコスプレサークルとして参加することが多いからです。もちろん、空き時間にコスプレエリアへ出てくる場合もありますが、それでもそんなに長い時間はいられないかも…。チャンスがあるとしたら、コスプレサークルの配置の近くの東トラックヤードでしょうか。
あとは、コミケ並に注目を集めるコスプレROMイベントのコスホリが2日目にあるので、なおさら2日目の有名レイヤー参加率が下がるかなと。例年であれば日程かぶらなかったと思うのですが…これがいいことなのか否か。
あとは個人的な印象(思い込みあり)ですが…「Fateシリーズのコスプレイヤーは2日目に集まりやすい」「ネタ系は1日目によく見かける」「中国人レイヤーは3日目に多い」ということも書いておきます。自分の思い込みの部分大きいかもしれませんのでご注意を。
コミケのカメラ機材について
ここが一番書きたかったところなのですが、思いつくことが多いのでだらだらと書きます。
フルサイズ率が高くなってきている
コミケ行かれてる方なら、なんとなくそう感じてる人多いんじゃないでしょうか。フルサイズ率は確実に上がっていると思います。もっと言うなら、フラッグシップ率が高くなっていると思います。Canonだったら1DX Mark IIや5D Mark IV、ニコンであればD850やD5、ソニーだったらα9やα7RⅢ…。ニコンD850を使っているので自分にも当てはまるのかな…。
ちなみに余談ですが、これが中国のイベントになると、フラッグシップ率はさらに高くなり、もっと言うなら2018年からソニー率が格段に上がっていると思います。これは実際に現地で見た感想と、中国人の知り合いで何人かソニーへ変更したって話を聞くので…。
海外カメラ所有者は中国人率が高い
これは完全に思い込みかもしれませんが…。ライカやハッセルブラッドといった高価な海外メーカーのカメラを持っている人は、中国人というイメージがあります。とくにハッセルブラッド持ってきている人を見かけたら、その可能性はかなり高いと勝手に思ってます。
中国カメコが持ってきた、H6D化け物でしょ… pic.twitter.com/rzCVsIEv9i
— だい@なんだかおもしろい (@nandakaomo) 2018年5月20日
上海の大富豪カメコ「D5はおもちゃ」 pic.twitter.com/THEZD982Il
— だい@なんだかおもしろい (@nandakaomo) 2018年5月20日
もう少し余談を書くなら、香港カメコも高級カメラ持ちが多く、台湾は日本並、東南アジアはフルサイズ率はやや下がり、北米はカメコらしい人があんまりいないです。
カメラ仕事にしてる人が初めてコミケへ行くときにスーツケース持ってきがち
これも思い込みかもしれませんが、少なくとも3人はそれやってたのを見てます。コミケの混み具合をイメージしていなくて、それでいていい装備を持ってきた結果こうなるのです。
プレスは標準ズーム率が圧倒的に高い
キレイに撮ることはもちろんなのですが、確実にコスプレイヤーを撮影することを考えたら標準ズーム(便利ズーム)を使ったほうがいいのです。絞りF2.8であれば、背景ボケますしね…ただそれでも足りない納得できない人が、単焦点レンズを持っていくのです(と思います)。
プレスで単焦点レンズ使っている人、いないことはないですが本当にレアかと思います。
今年はGODOXのストロボが流行すんぞー!
2017年からカメコ界隈で話題沸騰のフラッシュ・AD200を中心に、GODOX製のストロボ使いがかなり多いかと思います。
特にAD200は、ポケットフラッシュながらも200WSのフルパワー、それでいて純正ストロボと同等またはそれ以下の値段で変えることが魅力。ここの管理人も結構愛用しています。
AD200はまるでお弁当箱のような形と大きさで、なおかつカメラ本体には装着できないので、基本片手で持っての撮影になると思います。コミケ会場へ行けば、右手にカメラを持ち、左手でAD200を持ち上げて撮影する人、結構見かけるんじゃないでしょうか。
望遠レンズの謎
コミケでコスプレを撮影するようになって間もないとき、望遠レンズのみで撮影している人(バッグを持たず望遠レンズつきカメラだけ持ってる人)を何人か見ていました。このとき「一体何を撮影してるんだ…」って思ったものです。
今でこそ防災公園など被写体から距離が離れる場面が多くなったのでまだわかるのですが、庭園とか屋上での小さな囲みで望遠レンズは…顔のみ、上半身のみに特化しているって考えればいいですかね。
ここの管理人について…
コミケ時の、ここの管理人の装備を書いてみます。
日によって装備変えます
どのコスプレエリアへ行くかによって装備を変えます。例えば狭いエントランスプラザがメインであれば35mmか50mmの単焦点レンズ、広々とした防災公園であれば85mm単焦点レンズや70-200mmの望遠ズームレンズ…。
まあ結局のところはそのときの気分です。
ニコンだったらD850とタムロン標準ズーム、シグマ単焦点
ニコン装備であれば、D850にタムロンSP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2、またはシグマ50mm F1.4 EX DG HSMを装備します。タムロンは新型、シグマは旧型です。
便利なのはタムロンですが、軽くて爽快に撮影できるのはシグマです。ここは使い分けてますね。
ちなみに今でこそシグマ使ってまうが、単焦点レンズもタムロンを3年ほど愛用していました。ちょっと壊れたのでね…。
あと、ニコンにはAF-S NIKKOR 105mm f/1.4E EDという素晴らしいレンズがあるのですが、コミケではちょっと使いづらいです…。
富士フイルムなら2台持ち&単焦点レンズのみ
X-Pro2とX-E3にそれぞれ単焦点レンズをつけて挑むことも多いです。単焦点レンズはフルサイズ換算で35mmと85mmですね。
カメラ2台持ちのメリットは、レンズ交換の必要がないので撮影が楽なこと。富士フイルムは軽いミラーレスなので、2台持ちであってもD850より軽いのが魅力ですね。
場合によっては、超広角レンズや望遠レンズ、MFのF0.95なるマニアック中華レンズ持って遊ぶこともあります。
熱中症対策
ここ3年ずっとなのですが、夏コミケ1週間前に開催される「世界コスプレサミット」で、熱中症になって倒れています。なので、コミケのときはかなり万全な体制で挑む事が多いです(それならコスサミでもちゃんと事前準備しろという意見ありますが、個人的にはコスサミのほうが過酷だと思ってます)。
冬についてはそれほど衣装は考えなくてもいいのですが、夏に関しては熱中症対策を本気でやっておきましょう。マジで死にますよ…。
ちなみにここの管理人は、夏コミなら必ずソフトクーラーボックスにペットボトルで4L以上の水分を持っていきます。5キロくらい重くなのですが、命には変えられません。
ちょっとだけ捗る?お得な情報
コミケでちょっとだけ快適に過ごせるかもしれない、お得な情報を1つ…
最後は防災公園→ゆりかもめ有明駅がいいかも
コミケから帰るときにゆりかもめで新橋方面へ向かう場合の人限定ですが、防災公園をコミケ撮影のラストの場所にして、そこから歩いていける有明駅へ向かうと、ほぼ確実に改札の混雑を味わうことなく、さらにほぼ確実に座れます。
知っている人は多いと思いつつも、毎回乗ってますが全然混んでいない(国際展示場正門駅からは激混み)ので、もしかしたらチェックしてる人あんまりいないのかも…とか思ったり。
…という感じで、コミケのコスプレについて書いてみました。開催時期によってコスプレエリアが変化したり、ルール変更があったりするので、まずは公式をチェックしておきましょう。
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