はじめの一歩：1340話、過去イチ、ベストマッチな階級で挑む鷹村が負けるはずねェ！

第1340話「大空を舞う鷹」

対ホーク、対イーグル、対バイソン…どの相手も、減量に苦しんでたと思う。つまり今までの相手は、鷹村の本来の力が発揮されていなかった。だが違うッ！減量苦を感じず、まるでこれがベストであるかのような鷹村は、とんでもなく強い！強い強い強い強すぎる～～～～～！！！！！

すでに2階級制覇してる鷹村、3階級制覇なんて難しいだろ…と思ったら大間違い！むしろ最初が大変で、スーパーミドルに関していえば一番簡単かもしれない！相手がとんでもなく強運で強いキースだとしても！今の鷹村なら余裕のよっちゃん！

今の鷹村は、鳥かごの中で蓄えに蓄えた力を全力で発揮する、まさに鷹だ！…いや見た目ゴリラだけど！

鷹村圧勝か…！？

ギリギリスリップ？ではあるが、一度倒れたキースは最初のころの勢いを感じない！鷹村のパンチにガードばかりで反撃の数が少なくなっている！…いや、キースの勢いがないんじゃない鷹村の勢いがありすぎて圧されてしまっているんだ！

ロープにまで追い込んでパンチを受け続ける劣勢のキース。さすがに反撃もできず、ついに顔面直撃。口からは血が飛び出す。…これ、第1ラウンドでの接戦と違い、第2ラウンドで勝負決まるんじゃないか…！？

いや！ギリギリのところでゴング！ここで仕留められなかったと嘆くべきか、ここで粘ったからまだまだ鷹村のすげェところを見れると喜ぶべきか…。

ただ、はじめの一歩というかボクシングというスポーツは、何があるか分からない。前半いかに有利であっても、後半でガラっと変わる。ホーク戦を思い出すんだ…！

鷹村には期待しつつも、油断せずにいこう。何があるか分からんからね。ここで鷹村が負けて大怪我して引退なんていう最悪のことも想定しておかなければ…。

はじめの一歩(130) (講談社コミックス)

森川 ジョージ(著)

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