逃げ上手の若君：第23話、悔しい…嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬悔しいィィィィィ！

逃げ上手の若君：第23話「臣従1334」

助けて！単行本第1巻で読んだら大変なの！最後のページがゾワゾワしちゃうの！

これでついに、単行本派にも若君がとんでもなく可愛すぎるとバレてしまったわけで…。悔しい。この可愛さが全国いや世界中に広がってしまったと思うと、とにかくとにかくとてつもなく悔しい。若君は少しの愛好家が嗜む程度だと思っていたのに、これでもう人類すべてが愛する存在へと昇華してしまった。

あわよくば若君を独占しちゃえれば…と思っていた古参。いやもう生まれる前から若君の愛に包まれたいと思っていた自分にとって、これほど悔しい日はない。

だけど、だけどこういう古参があーだこーだいうからいろんな人が困っている。独占したい！したいよ！若君のすべてを独占したいよ！誰よりも真っ先に筋を、若君のありとあらゆる筋をスジりたいよ！でも、こういう古参が若君を困らせているってことを理解せねば…。

…今、若君は大きな力が必要だ。そして、大きな声援が必要だ。古参の自分がでしゃばって、若君に変なイメージを持たれてはいけない。そう、距離感が大事！

今すぐにでも若君の筋、腸腰筋を抱きしめたいし、三頭筋をこねくりたい。大殿筋からの中殿筋、そして小殿筋へと続く曲線美に水滴落として水の流れを感じながら生命の息吹を感じたい。でもそれはあまりにも近すぎる。もっと距離感大事にしないと…。

…いやでも若君のハムストリングハムハム

若君の勝利！に…

若君、蟻ハゲをぶっ倒してこれで勝利かと思いきやまたあのクソ目飛びだし貞宗ら小笠原の野郎どもが来やがった！ふざけるなよピンチかよ！…って、ここで諏訪の本軍が援軍で来てくれた！なんと…頼重が有能なことしやがる！

悔しい。悔しい。とんでもなく悔しい。頼重が、若君に堂々と抱きついている事実に、悔しい。だけどそれより、若君を助けられなかった自分が愚かで悔しい。

頼重は、若君のことを思って援軍を出した。元々若君のため援軍を出す予定じゃなかったかもしれないが、若君の命を思って出して、そして若君が無事でいたことで抱きしめ涙して…。悔しい。これほどまでに綺麗な涙を最近見ただろうか。

そして、誰がなんと言おうとも素敵な光景のはずなのに…嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬どうしてここ自分じゃないんだよどうして自分は若君を助けられないんだよ！

毎週月曜日、懺悔の日々。何もかもが悔しい。こんな最高の男なのに嫉妬して、若君のことで嫉妬して、そして嫉妬する自分を悔やんで…

…いや、これほど嫉妬できるということは、自分はまだまだ成長できる証明にもなる。…今回は何もできなかったけどなァ！次は負けねェからな頼重ェ！

そして吹雪が完全に仲間入りしてめでたしめでた…え？

御意

…え？

いや…いやちょっと待って。若君と密室でふたりきり、命をかけたハゲしい攻防、若君に腕を斬られ血を少しずつ失い、どんどん朦朧としていくも目の前に見えるのはいくら手を伸ばしてもさわることができない笑顔の若君。そして気付いたら若君に包み込まれながら天へと登り…という人生サイコッチョーな終わり方を味わったはずなのにまだ生きてるって！？

若君を味わい尽くした上にまだ死んでいなくて、まだまだ若君を味わうって！？ちょっと待ってどういうこと！？なんでこの蟻ハゲはまだ幸福ってるの！？

意味がわからない。若君にしたことは許されざる行為。それでいながらこのハゲ、若君のフルコースを味わいながらさらに味わおうとしてやがる。こっちがどんだけがんばっても前菜すら味わえないのに、この蟻ハゲはメインディッシュまで楽しみやがって…。

もしかしたら今後、新作が出るたびに味わうんじゃ…そして最終的に若君のスイーツをペロるの！？ちょっと待てよそれだけは許さん！若君のスモールスイーツからビッグスイーツまで、ぶとうのような小さな粒からドリアンのようなクセのある味覚まで楽しもうとしてるのか！

あんんんんんんんんんんんんんんんんんんんの蟻いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい！

追記

ブ○マじゃなく半ズボンのほうが実は隙間が多くて潜入しやすいとか○みち○チャンスタイム若君の隙間へレッツゴーとかいろいろヤバイこと書きそうになったので心に留めておきました。にしてもあの蟻いいいいいいいいいいいいいいいいいい！

逃げ上手の若君 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

松井優征(著)

クリックで商品ページへ

誤字脱字はこちらから連絡をお願いします。