はじめの一歩：1357話、今井と星の我慢比べについに決着！？なんて漢たちなんだ…

第1357話「我慢比べ」

これから新世代によるバチバチバトル！ハードパンチャー同士の1RKO戦が始まるぜェ！

一歩世代というのはとてつもない選手が多かったが、今井世代もまたすごい。そして、今井世代ではまだぶつかっていなかった組み合わせがあった。それが、今井と星。

似たもの同士に感じつつも、今井は一歩に近いインファイトかつすべてのパンチに重みが乗っている、いわば全体的に攻撃力が高い感じ。一方星は千堂からボクシングを学び、千堂らしさの激しい戦いをしつつ、一発の正拳突きを持つ行き撃必殺タイプ。…と、ここの管理人は分析しとります。

ともに板垣に負けた漢たち。しかし今井は板垣にリベンジし勝利したことで、チャンピオンへと上り詰めた。一方、板垣にボッコボコにされてしまい今後が心配だった星は、千堂先輩の世界戦を見て成長した。どっちが勝ってもおかしくない戦いだ！

だがはっきり言わせてもらう。星勝てェ！

同じ土俵での勝負、この結果は…

第1Rとは思えない、というか、第1Rで勝負決まってしまうだろっていうこの戦い。どちらも勝負に勝ちたいそして同じ土俵で意地でも倒したいという熱意を感じる、素晴らしい戦いだ。

前回、ボクシング通からすると「いやいやこんな戦いしたら選手寿命にも影響しそうだし何よりチャンピオンいいのか！？」と言う人が出てくるかもしれない、みたいなことを思った。いやこういう試合が見たいのよ自分は！

さあ、この試合一体どうなるのか…星のパンチは確実に今井の顔面を捕えるようになった。あの正拳突き、いくら今井がタフでも、ずっと耐えられるものじゃあない。このまま正拳突きをぶつけてぶつけてぶつけまくってやれええええええええええええええええええええええええ星いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい！

いや、星はがんばった！まさか今井がカウンターのパンチ、そして倒れず粘って打ち返した正拳突きを、スリッピングアウェーで回避した今井の再びのカウンターを受けてしまっては、これはもう仕方がない。

星よ…気迫では勝っていた。間違いなく、今井を倒せる実力を持っていた。そもそもこの試合、レフェリーストップが入ったからアレだったけど、星は倒れなかった。これは星の気迫は負けてなかった証拠！

おしい星…！だけど、この戦いで大きく成長できたはずだ！自分の弱点…シロウトの自分が言ってもダメかもしれないが、正拳突きだけじゃないもう1つ武器を作ってもええんじゃないか？スマッシュとかどうだろうか。

とにかく素晴らしい試合をありがとう、もう感動しちまったよ…え？

どうしてこうなった…

今井、あれだけ激しい試合をしたわけだから、すごい嬉しいはず…かと思いきや、思いっきり千堂に挑発してきた！そうか…千堂らの世代に挑戦したく戦ってきたのに、戦えない。その疎外感で怒り心頭だったみたいだ。

確かに、星や板垣、あと細い子とライバルはいるけども、上の世代を倒したいという気持ちはもっとある。しかし戦えない。その悔しさ、今井の苦悩は分かるぜ…。

…ということは、千堂がリカルドと戦い勝利したら、世界最強の漢として君臨する！そしてそれに今井が挑む…いいぞ！この展開はアツイ…！

って千堂、自分と戦うんじゃなくて別のヤツ（一歩）と戦わせようとしないで！千堂！聞いて！もう一歩は引退したの！一歩に期待しちゃダメなの！

…って違うか。千堂は観客席に指差して「直接言ったらええがな」と言っただけ。それは隣にいた板垣のことを指してた可能性がある。仮に一歩だったとしても、一歩に直接言って引退したことを自覚させ次のステップを見つけろということなのかもしれない。

とにかく今井よ…がんばれ。千堂を追いかけて世界へ飛び立っても、面白いと思うぜ。

…と、それより板垣の今後よ…え？リカルドが会見！？次の試合を発表するって！？よしきた千堂いったれええええええええええええええええって違うのかよ！

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